残業が少ない仕事探しのポイント【3つある】

残業が少ない仕事探しのポイントは次の3つ。

 

  • ブラック企業かどうかを見極める
  • 給与制度をチェックする
  • 雇用形態を検討する

 

これらを順番に見ていきます。

 

ブラック企業かどうかを見極める

まず、ブラック企業の定義について調べてみると、

 

元々は、暴力団などの反社会的団体との繋がりを持ち、違法行為を繰り返す会社を指していたが、近年は労働法を無視、あるいは法の網を悪用して従業員に長時間労働を強制する企業を主に指す。

 

と書いてあります。

 

残業が少ない仕事を探す上で、志望先企業がブラック企業か否かを確認するのはとても重要なことです。

 

入社してから、事前に聞いていた情報と違っていたことに気付いたのでは、転職した意味がありません。

 

そこで、志望先企業がブラック企業か否かをどうやって見極めればいいのかですが、

 

  • Q&Aサイトや口コミサイトを確認する
  • 転職エージェントから情報を入手する
  • 転職サイトでの求人募集頻度を確認する

 

これらの手段を利用して、志望先企業がブラック企業か否かを確認することをおすすめします。

 

まず、Q&Aサイトや口コミサイトでの確認ですが、Yahoo!知恵袋や教えてgooなどのQ&Aサイト、もしくは転職会議やキャリコネなどの口コミサイトを利用します。

 

必ずしも掲載されているとは限りませんし、本当の口コミである保証もありませんが、少なくとも参考にはなるはずです。

 

次に、転職エージェントからの情報入手ですが、転職エージェントが保有している求人の中から志望先企業を決めることになるので、志望先企業の内部情報は得やすいはずです。

 

最後に、転職サイトでの募集頻度の確認ですが、転職サイトで頻繁に募集をかけている企業は、人の出入りの激しい企業の可能性が高いです。

 

もちろん絶対ではありませんが、転職サイトで求人をチェックする時は、募集頻度という点に着目してみてください。

 

以上のまとめ
  • Q&Aサイトや口コミサイトを確認する
  • 転職エージェントから情報を入手する
  • 転職サイトでの求人募集頻度を確認する

 

給与制度をチェックする

残業が少ない仕事を探すために、給与制度をチェックするというのはとても重要なことです。

 

実は給与制度には残業がどれくらいあるのかということが大体ですが分かります。

 

具体的にポイントとなるキーワードが、

 

  • 残業手当
  • 年俸制
  • みなし残業
  • 裁量労働

 

募集要項を確認する時は、これらのキーワードに着目してみてください。

 

まず、残業手当ですが、残業手当が全額支給される企業というのは、残業時間のチェックに厳しい企業の可能性が高いです。

 

チェックが厳しいということは、残業が少ないということです。

 

次に、年俸制、みなし残業ですが、年俸制というのはすでに各種手当が含まれているものと考えてください。

 

通常残業というのは時期によって変化するので、都度計算するのが好ましいのですが、年間を通じてある程度残業時間が分かっている場合には、みなし残業という形で相当分の残業手当と合わせて給与を支給します。

 

丁寧な企業であれば募集要項には、みなし残業手当(月○○時間分)と書いてあるはずです。

 

一見、月給だけを見ると高く見えますが、基本給は低いのです。

 

賞与支給の場合は、基本給を元に計算することが多いので、月給だけを見ると損した気分になります。

 

このみなし残業は悪用されるケースが多いのですが、みなし残業時間以内に帰宅できるのであればお得と言えます。

 

裁量労働もみなし残業と似た面があるのですが、出社時間が個人裁量になるので、個人で仕事量をコントロールできるのであれば、ワークライフバランスは取りやすいです。

 

以上のまとめ
  • 残業手当を全額支給する企業は残業時間に厳しい
  • 年俸制には注意。みなし残業時間が月何時間なのかを確認する
  • 自分で仕事量のコントロールができるのであれば、裁量労働はワークライフバランスがとりやすい

 

雇用形態を検討する

残業が少ない仕事を探す時には、雇用形態を検討することも重要です。

 

残業の多い少ないは雇用形態によって変わってくるからです。

 

例えば、雇用形態は、

 

  • 正社員
  • 契約社員
  • 派遣社員
  • アルバイト・パート社員
  • 個人事業主(フリーランス)

 

に分かれますが、正社員に近づくほど残業が増えていきます。

 

時給計算となる派遣社員やアルバイトになると、所定の労働時間を過ぎた場合、残業代を支払わなければならないので、おのずと残業は少なくなります。

 

個人事業主も確かに自由に時間を使える点では良いのですが、収入の安定性という面から見ると不安定なので、残業が少なく最低限の安定した生活を送るのであれば、派遣社員が当てはまります。

 

ただ、派遣社員も正社員と比べると、昇給や賞与に差があるので、家族を養っていくのであれば、多少の残業は覚悟して正社員で勤めるのが無難です。

 

以上のまとめ
  • 正社員に近づくほど残業が多くなる
  • 雇用形態にこだわらないのであれば、派遣社員は残業が少ない・ほぼない
  • 家族を養っていくのであれば、正社員で残業が少ない仕事を探す